不妊治療について
私は、まもなく40歳。夫は、まもなく50歳。
そんな私たちだが、2年前から不妊治療をスタートしました。
高齢なので、覚悟はしていたけれど、そう上手くはいかないですね…
そんな私たちの不妊治療についてまとめてみました!
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不妊治療の経過について
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男性不妊について
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仕事との両立について
1.不妊治療の経過について
子宮筋腫・チョコレート嚢胞の摘出
2023年にタイミングを取ってもなかなか妊娠しないので、婦人科クリニックを受診しました。
大きな筋腫が見つかりすぐに大きな病院へと紹介状を渡されました。
今更ですが、高齢なのでもっと早くに受診すればよかったなと思います。
数年前からなんだか下腹が出てきたなとは思っていましたが、まさか大きな筋腫があるなんて思ってもみませんでした。年齢的なぽっこりかと…
私のお腹にあった筋腫はテニスボールぐらいで、大きすぎて開腹での手術になると説明を受けました。
2023年夏に10日間入院して、無事に摘出。
こんなものがお腹に!!?と思うほどの大きな筋腫が1個、その他まあまあ大きな筋腫が3つも取れた。そして、チョコレート嚢胞を両側から摘出。
前途多難なスターとなりました。
不妊治療スタート
手術を行った病院が、不妊治療も行なっていたため同じ病院で不妊治療もスタートすることにしました。
なんとなく、手術もしてもらったしな…という安易な考えでその病院で治療をスタートしたことが、後ほど自分を追い込む羽目になります💦
卵管造影検査
まずは、卵管造影検査をしなくてはいけねいとのことで・・・
噂には痛いと聞いていたので、ドキドキでした。
ちなみに本当は、開腹手術の時に一緒にできるそうなのですが、私の場合は絶賛生理中だったためにできななかったようです。
なんてタイミングが悪いんだ・・・
術後の傷の痛みより卵管造影の方が嫌な痛みでした。
卵管は、両側とも異常なしでした。
そして、採血や子宮頸がんなどの検査もして、私の検査は一通り終わり、全ての問題がクリアとなりました。
精液検査
続いては、夫の番。 夫の精液検査です。
意外にも夫の結果も悪くなく、まずは人工授精からしてみましょうとなりました。
その時すでに私は体外受精のことを調べていて、即体外受精と考えていたので、医師から〝人工授精“の提案を受けて、お互いに高齢なので人工授精からで大丈夫か…!?と思いました。
けれど、これでうまくいったらなという思いもあり、医師の判断に任せました。
人工授精
人工授精は、2回試みました。
しかし、体内に戻す前に夫の精液の結果が悪くどちらも実施できなかったのです。
体外受精
2回人工授精ができなかったことを受けて、体外受精へとステップアップとなりました。
人工授精のために受診した期間が、とても無駄に感じてしまいましたが、決断したのは私なので仕方ありません。
気を取り直してすぐに体外受精についての説明を受けました。
採卵
採卵を2回しましたが、結果は受精卵ができませんでした。
①1度目の採卵⇨高刺激法で3つの卵胞採取。どれも変性卵や未成熟卵で受精できず。
②2度目の採卵⇨低刺激法で6つの卵胞採取。1つのみ受精ができるが3日目で成長が止まってしまいました。
2回目の採卵が終わった時点で、主治医よりお話がありました。
「とにかくいい卵が取れるまでやるしかないよ。ここで転院ということも考えてもいいし…どうしますか。」
医師の言葉は、冷静に考ると確かにそうだよなと思いましたが、そのときは寄り添った言葉には感じられず、これを機会に転院しようかなと思いました。
転院の決断
転院を決断した理由は、医師の言葉というよりかは、待ち時間と病院が家から遠いことでした。
診察待ちだけでなく、検査、看護師の説明、会計と1つ1つかなりの待ち時間がありました。
1回目の採卵では、ストレスなのか1ヶ月謎の蕁麻疹が出て苦しみました。
不妊治療専門のクリニックでもどこもかなり待つとは聞いていましたが、少しでも負担なく通院できる方法を考えて、転院を決断します。
不妊治療のお休み
転院を決めると同時に不妊治療を少しお休みすることにしました。
理由は、このまま仕事との両立が難しいと考えました。
年齢のことも考えて、とにかく休まずに治療を進めていったけれど、仕事と通院の両立にかなりストレスを感じていて限界でした。
それでも転院先で、再度夫婦で説明とカウンセリングを受けて、次の生理が来たら受診予約をというところまでは進めました。
不妊治療の再スタート
そしておおよそ半年が経過して、晴れて2025年5月に不妊治療を再開しました。
気がつけばまもなく40歳です。
焦る気持ちもないわけではないのですが、この治療をお休みする期間は必要だったと思っています。
転院してよかったと思うことがたくさんあったので、別の記事でまたご紹介したいと思います!
2.男性不妊について
不妊にはいろんな原因があると思います。
医師から男性不妊と診断されましたが、本当に男性不妊なのだろうか…
ちょっと疑問を持ちましたが、人工授精できるレベルの精液結果でなかったのは事実。
ここで夫と話し合いをして、良い精子を作るためにできることはしよう!ということになりました。
2人でYouTubeを見たり、ネット検索、書籍を読んだりと色々と調べました。
元々、夫は運動する習慣があり、私より健康オタクです。
タバコも吸いませんし、お酒はたまーに飲む程度。
サプリは、昔から私よりしっかり飲んでいました。
食事にも気を使っている方だと思います。
ですが、調べていくと改善できることは色々とありました。
そして夫が実践したことは、下記の通りです。
- サウナやめる
- 長風呂はあまりせず、長風呂するときは20分に1回体を冷やす
- ボクサーパンツからブリーフに変更
- 車のホットシートをやめる
- コエンザイムのサプリを飲む
- 定期的に射精(3日に1回程度)
- 睡眠をしっかりとること
培養士の方から、精子を改善するためには、3ヶ月かかると教えてもらいました。
3ヶ月間、生活習慣等の見直しをしたところ、3ヶ月後の精液検査の結果は見違えるほど改善しました!私も夫もここまで驚きました!
参考までに結果を載せておきます。
たまたまこの日がコンディションがよかったということもあったかとも思いますが、いろんな要因が実践して良かったと思います。
何より夫のモチベーションも上がった気がします。
3.仕事の両立について
不妊治療と仕事の両立については、誰もが悩むのだろうと思います。
私も不妊治療を始めてからすぐに壁にぶち当たりました。
分かっていても、どうしても待ち時間が長くなると、イライラ…
看護師の方の動きや受付の方の対応などを見てはイライラ…
私の通院していた病院では、やっと全ての診察などが終わっても、会計で1時間待たされることもしばしば…
大事な会議の時間までには受診が終わるようにと、朝イチの診察を予約していても、余裕でお昼を過ぎてしまいます。
会議の時間が迫るとイライラがピークに…
どうしようもないことだと分かってはいるのですが…
今振り返れば、なぜあんなにイライラしていたのだろう。
自分がしたくてしていることだと思えるのですが、その時は全くそんなふうには思えなかったのです。
2回目の採卵が終わった時点で、こんな状況では不妊治療もうまくいかないし、仕事も上手くいかないと思いました。
それこそ時間がもったいないと。
転院を決意したタイミングで、一度不妊治療をお休みすることにしました。
まずは、その間に仕事の整理をしようと決意したのです。
私は、自分の好きな仕事をしていたので、すぐに退職という考えではありませんでした。
不妊治療をしながらも、今の職場でパートタイムや時短勤務などの勤務変更してもらい、なんとかやっていけないかとも考えていました。
しかし、結論としては、今の仕事を継続していくのは困難だと判断しました。
不妊治療にはお金が必要で、退職して本当に大丈夫なのかということも考えました。
高齢だし、治療が長引き保険適応の回数を超えたらどうするのか…
本当に色々な心配がつきませんでしたが、夫とも話し合いを重ねました。
最終的には、自分の身体にとって何がベストなのかということと、人生において今最優先でしたいことは何なのか、ということを考えて退職を決意しました。
私が退職を決意したことを旦那に伝えると、夫は一言「それがいいと思う。」と言ってくれました。
退職は、簡単な決断ではなかったけれど、退職をしてよかったと思っています。
また不妊治療の進捗や退職後の生活について等、投稿していきたいと思います。
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